ギャバがたっぷりの「舞昆」でリラックス
ストレス社会と言われる昨今、日々の生活の中で心身に負担を感じることはないでしょうか?仕事や家事、さまざまな人間関係に追われて、気づけば心も体も緊張状態…。そんなとき、リラックスをサポートしてくれる「ギャバ(GABA)」という成分が今、注目されています。最近はスーパーやコンビニでも「ギャバ入りチョコ」や「ギャバ配合ドリンク」などを見かけることが増えました。
リラックス効果やストレス軽減が期待されるギャバは、今や多くの人々の生活に欠かせない存在になりつつあります。
ギャバとは、「ガンマアミノ酪酸」という物質で、私たちの体内に存在する神経伝達物質の一つです。日々のストレスや緊張で、私たちの脳はどんどん興奮してしまい、それが続くと不安やイライラ、さらには眠りづらさを感じることもあります。
ギャバは、そうした脳の興奮を抑える役割があると言われており、リラックスしやすい状態を保つためにサポートするとされています。
また、ギャバには血圧を下げたり、集中力を高めたり、睡眠の質を向上させたりする効果も期待されており、日々の健康管理にも強い味方としても注目されています。特に、忙しい毎日を送る現代の私たちにとっては、ギャバを意識的に摂ることで心身ともに安定させる助けとなるのではないでしょうか。
ギャバを多く含む食品としては、玄米やトマト、ジャガイモ、発芽玄米等が知られていますが、特に注目したいのが発酵食品です。発酵食品は、微生物の働きによって栄養価が向上し、さらにギャバが生成されることが知られています。味噌や醤油、納豆などの伝統的な日本の発酵食品にもギャバが多く含まれており、これらを積極的に摂取することは、心身の健康維持に大いに役立つでしょう。
中でも「発酵昆布」は、特に注目すべき食品です。昆布自体はミネラルや食物繊維が豊富な食材ですが、発酵させることでさらにその効果が高まります。発酵の過程で微生物が働き、ギャバが生成されると同時に、昆布の持つ栄養素が体に吸収されやすくなります。発酵昆布にはリラックス効果やストレス緩和効果が期待でき、さらに腸内環境の改善もサポートします。
このような効果が期待されるギャバですが、私たちの生活の疲労やストレスによって日々消費されるため、一度にたくさんというよりも、少しずつでも毎日、習慣的に摂るのが良いですね。
こうはらの「舞昆」をはじめとする発酵昆布をぜひ毎日の食卓に添えていただきたいと思います。無理なくギャバを取り入れ、心地よいリラックスした生活を意識してみませんか。