「大谷選手、50-50でMVPなるか!昆布佃煮のMVPは?」の巻
2024年9月20日、MLBの大谷翔平選手が放ったホームランは、驚異的な50本塁打・50盗塁の「50-50」を達成しました。さらに同日のマーリンズ戦では、51号目となる圧巻のホームランを放ち、記録を「51-51」へと伸ばしています。(21日には、「52-52」の一報が入ってきました。)この快挙は、メジャーリーグの歴史に新たな一頁を刻んだと言えるでしょう。ドジャースは大勝し、12年連続でプレーオフ進出を決め、大谷選手自身も初のプレーオフ出場という夢を実現しました。連日の報道を通じて、野球に詳しくない方々も彼の活躍に心を躍らせていることでしょう。
MVPの選出は記者の投票によって決まりますが、大谷選手の今季の成績はDH(指名打者)での出場ながらも歴史的なもので、守備がない選手がMVPを獲得した例がないMLBの歴史において、前例を覆す可能性を感じさせます。「50-50」を成し遂げた大谷選手の今季は、まさにMVPに値するものでしょう。発表はワールドシリーズ後の11月中旬とされており、結果が待ち遠しい限りです。
一方、食品の世界においても「MVP」に相当する賞が存在し、優れた技術や味覚が評価されています。舞昆のこうはらでは、その代表的な製品である「黒舞昆」をはじめとし、数々の賞を受賞してきました。平成6年に「直火仕込み製法」で炊いた『しいこん』が農林水産大臣賞を受賞したのを皮切りに、数々の商品が全国水産加工たべもの展においても高い評価を得ています。大阪府知事賞を受賞した「黒舞昆」は、炊き方やこだわり、味の豊かさが評価され、長年にわたり多くのお客様に愛され続けている看板商品です。
「直火仕込み製法」は、昆布を超とろ火でじっくりと炊き上げ、旨みと健康成分を凝縮させる伝統的な技法ですが、この製法により昆布本来の味わいを引き出し、煮汁を無駄なく活用しながら、栄養価と風味を最大限に高めています。昆布が持つ繊維の間に旨みが再吸収されることで、まろやかで深みのある味わいが生まれるのです。
さらに、全国水産加工たべもの展において「極旨うなぎ山椒舞昆」が水産庁長官賞を受賞し、「極旨わさび舞昆」や「粒生姜舞昆」も大阪府知事賞を受賞するなど、その栄誉は多岐にわたります。これらの受賞歴は舞昆のこうはらの品質の高さと技術の確かさを証明しており、まさに昆布佃煮のMVPとも言える存在だと自負してもお許しいただけるのではないでしょうか。
こうした受賞歴の背後には、舞昆のこうはらが追求する「健康的で美味しい食品を届けたい」という想いが込められています。舞昆の発酵昆布は、一般的な塩昆布や佃煮とは異なり体に優しい材料を使用し、健康成分を豊富に含んだ製品です。角のないまろやかな甘みや濃厚な旨みが特徴であり、安心してご堪能いただける昆布佃煮になっています。
大谷翔平選手が野球界で前人未到の偉業を達成したように、舞昆のこうはらもまた、食品業界においてその卓越した技術と品質で数々の賞を受賞してきました。50-50を達成した大谷選手のように、舞昆も今後もそのこだわりと伝統を守りながら、さらなる高みを目指してまいります。