舞昆コラム

秋の天王寺散策と「舞昆」で味わう季節のコラボレーション

記録的な酷暑に見舞われた今年の夏。本格的な秋の訪れが待ち遠しいところですが、9月も半ばを迎えると、日差しの中にまだ夏の名残を感じながらも、どこか季節の移ろいを教えてくれるのではないでしょうか。

大阪・天王寺の街も、秋の訪れとともに彩りを増し、四天王寺の境内には多くの人々が集い始めます。秋分の日を中心に営まれる「秋季彼岸会」は、毎年9月20日から26日までの一週間にわたって行われ、参拝や法要に訪れる方で賑わいます。

とりわけ21日の「大師会」では、弘法大師を偲ぶ法要とともに骨董市や露店が立ち並び、古道具や陶磁器、着物や雑貨などを求める人々で参道は大きな活気に包まれます。西門から望む夕陽を拝む「日想観」とあわせ、天王寺界隈は秋の風情を存分に感じられる特別な場となります。

そんな四天王寺からほど近い場所にあるのが、「舞昆のこうはら 天王寺店」です。地下鉄・JR天王寺駅からも至近で、参拝や散策の帰りに立ち寄りやすいのが魅力です。

店内には定番の舞昆をはじめ、贈答用に最適な化粧箱入り商品などがずらりと並びますが、この季節とりわけ人気なのが「松茸舞昆」です。芳醇な松茸の香りと、発酵昆布ならではの奥深い旨味が重なり、炊き立ての白ご飯にのせれば、一口ごとに秋の香りが広がります。

お彼岸の御仏前へのお供え物としてはもちろん、帰省の手土産や季節の贈り物としても喜ばれる逸品です。塩分控えめで健康に気を配られる世代の方にも安心して召し上がっていただけます。

毎年この時期を心待ちにする方も多くいてくださり、秋の風物詩として人気を集める「松茸舞昆」を目当てに訪れる方が増えるのも、この時期ならではの光景です。

一方、天王寺のランドマーク「あべのハルカス」では、9月も魅力的な催しが開かれています。なかでも、日本の「カワイイ」をテーマにした「JAPAN KAWAII EXPO」(9/3~9/16まで)では日本のポップカルチャーを体感でき、日本の「カワイイ」の歴史から最新トレンドまで幅広く楽しめるイベントです。

厳しい暑さがようやく和らぎ、心も体も穏やかさを取り戻す秋。ご先祖さまに手を合わせるお彼岸のひとときに、四天王寺の骨董市で文化の息づかいを感じ、ハルカスで華やかな雰囲気に包まれた文化を楽しみ、最後に「舞昆のこうはら 天王寺店」で松茸舞昆とともに秋の深まりをぜひ味わってください。

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