舞昆コラム

備えあれば憂いなし!台風シーズンに舞昆を備蓄食として選ぶ理由

大正12年9月1日の関東大震災、昭和34年9月の伊勢湾台風は甚大な被害をもたらしましたが、これを教訓とするため、9月1日は「防災の日」に制定されています。災害はいつ何時、どこで起こるかわかりません。そのため日頃からの備えが何よりも重要です。

特に台風は、暖かい海面から供給される水蒸気を原動力として発生し、年間に平均して約25個が発生します。そのうち約半数が日本に接近し、毎年およそ3個が上陸しています。近年、気候変動の影響で台風が大型化しやすくなっているとも言われており、台風シーズンに備える必要性がますます高まっています。

台風情報は気象台から定期的に発表されるため、こまめにチェックする習慣をつけましょう。お住まいの地域に影響が及びそうな場合は、早めに対策を講じることが重要です。国土交通省や各自治体のホームページでは、ハザードマップで自宅周辺のリスクを認識し、避難場所を確認できるようになっています。

災害発生時に最優先されるのは人命救助ですから、公的な支援物資がすぐに届くとは限らず、コンビニやスーパーの商品も品切れになることがあります。こうした事態に備えて、各家庭で現金や通帳、印鑑、懐中電灯、予備バッテリー、携帯ラジオ、水、そして備蓄食などを用意しておきましょう。特に、非常時には調理不要ですぐに食べられるものや携帯しやすいものを選ぶことがポイントにあげられます。

また、普段から食べ慣れている食料を備蓄することも大事です。東日本大震災では、「子どもが乾パンを食べてくれなかった」という体験談が報告されています。非常事態でストレスが高まり食事がままならない状態が続くと、特に子供にとっては辛いものです。できる限り普段から慣れ親しんでいる食べ物や好みに合ったものを備蓄しておくと良いでしょう。

具体的には、火を使わずに食べられるアルファ米やレトルトご飯、タンパク質を摂れる缶詰や加工食品、栄養を補助するバランス栄養食、野菜ジュースなどがあげられます。そして、舞昆のこうはらの昆布は、非常に優れた備蓄食にもなります。舞昆は常温で3~6ヶ月保存できるため、多めに買い置きし、賞味期限を確認しながら消費と補充を繰り返す「ローリングストック」にも最適です。昆布にはミネラルが豊富に含まれており、食べ慣れた味のもので災害時にも普段と変わらず栄養を摂取できるのはとても心強いでしょう。

さらに台風対策として家の周囲を点検し、窓や雨戸の補強を行い、プランターや物干し台など強風で飛ばされる恐れのある物は、固定するか屋内に片付けるようにしてください。スマホやノートパソコンの充電も忘れずに行いましょう。特にノートパソコンは、非常時に充電器の代わりとしても役立つので日頃からの確認が重要です。

台風のシーズンに入りましたが、接近時には情報に注意を払い、不要不急の外出を控え、用水路や畑の様子を見に行くのは避けてください。そして早めの避難を心がけましょう。普段から自分や周りの人々の命を守るための準備を忘れずに行うことが何よりも大切です。

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