「美と味の余韻に浸る、松園展と舞昆の一日」の巻
大阪中之島美術館では「生誕150年記念 上村松園」展の後期展示が5月13日より開催されます。近代日本画の礎を築いた上村松園(1875–1949)は、男性中心だった明治期の美術界にあって、四条派の伝統を礎に気品ある女性像を描き、独自の美人画の境地を拓いた先駆者です。女性として初めて文化勲章を受章した松園は、後進の女性画家たちにも多大な影響を与えました。
この展示会では、重要文化財の「母子」(東京国立近代美術館蔵)や「序の舞」(東京藝術大学蔵)などの名作をはじめ、初期から晩年までの作品100点以上を展示しており、また、表情豊かな下絵や素描も併せて紹介され、松園芸術の精髄に触れることができます。四季の風情、古典文学、女性の暮らしに寄り添うまなざしなど、そのどれもが観る者の心に静かに深く語りかけてくることでしょう。
ゴールデンウィーク明けの疲れを感じている方も、この機会に、貴重な日本画鑑賞を通して日本の伝統文化や四季の趣を楽しみ、心を整えてみてはいかがでしょうか。ぜひ日本美術の粋と向き合う、ゆったりとした時間をお過ごしください。
美術館をあとにしたら、その余韻を携えたまま、舞昆のこうはら エキマルシェ大阪店へぜひお立ち寄りください。大阪中之島美術館からは徒歩約3分の「渡辺橋」バス停より大阪シティバスに乗れば、約7分でJR大阪駅前へ到着、桜橋口すぐのエキマルシェ大阪の中央に店舗がございます。
当店では、上村松園が美の理想を追い求めたように、伝統食材である昆布を現代の食文化に合うように昇華させた「舞昆」を取り揃えました。舞昆は、大阪公立大学と共同開発した世界初の塩昆布風発酵食品です。びわの葉や果物など多彩な素材を用い、体への優しさと芳醇な味わいを両立しています。
なかでも人気の「黒舞昆」は、大阪府知事賞を受賞した逸品です。さらに、爽やかな梅肉とかつおの旨みが絶妙に絡み合った「梅かつお舞昆」、山椒の香りが立つ「竹の子コロ煮」など、季節を感じさせる商品も充実しています。上村松園が描いた四季の趣や家事にいそしむ当時の女性の暮らしの豊かさを、舞昆を添えた食卓にも感じていただけるでしょう。

縁起の良い赤富士を描いた袋に入った舞昆は、ご自身へのご褒美にはもちろん、大切な方へのお土産や贈り物としても大変喜ばれています。美を深く味わい、健やかさを贈る、そんな素敵なひとときをお手伝いできれば幸いです。芸術と味覚の融合を楽しむ大阪の一日を、ぜひご堪能ください。
当店では、上村松園が美の理想を追い求めたように、伝統食材である昆布を現代の食文化に合うように昇華させた「舞昆」を取り揃えました。舞昆は、大阪公立大学と共同開発した世界初の塩昆布風発酵食品です。びわの葉や果物など多彩な素材を用い、体への優しさと芳醇な味わいを両立しています。