「ワインと昆布でまったりと」の巻
秋の訪れと共に暑さも和らぎ、過ごしやすい季節がやってきました。休日には、自然の恵みを感じながらワイナリー見学に出かけてみてはいかがでしょうか。日本の代表的なワイン産地としては、山梨県や長野県、北海道、山形県がよく知られていますが、近年では大阪府や熊本県など、全国各地でブドウ栽培が盛んに行われるようになってきました。ブドウの旬は9月下旬から10月にかけてですから、この時期には芳醇なブドウの香りに包まれた美しい葡萄畑の景色を楽しむことができます。
ワイナリーの多くは、工場見学やバーベキューさらには直売会など、訪れる人々に向けた様々なイベントを開催しています。混雑することもありますが、ブドウの収穫期である秋はワイナリーの魅力を最大限に感じることができる絶好の季節です。
収穫されたブドウは酸化や傷みを防ぐために速やかに醸造所へ運ばれ、すぐに仕込みが始まります。熟成させるワインは醸造所で時間をかけて育まれますが、新酒は11月頃に出荷され、秋の味覚として多くの人に楽しまれてきました。収穫前後のこの時期は、草刈りやブドウの分析作業が行われる忙しい時期ですが、ワイン好きにとっては試飲会やイベントが開催されるため、訪れる価値があり、充実した時間を過ごせることでしょう。
ワインといえば、実は昆布との相性が非常に良いことをご存じでしょうか。日本では古くから親しまれている昆布は、その旨味成分がワインの風味を引き立て、ワインのお供に最適な食材として再評価されています。特に秋の夜長には、ワインと共に昆布を使ったおつまみを楽しむのはいかがでしょうか。
近年、昆布は持続可能な食材としても世界的に注目されています。昆布をはじめとする海藻類は、二酸化炭素を吸収する能力を持つ海洋植物として、国連環境計画(UNEP)によって「ブルーカーボン」と呼ばれています。これは、SDGs(持続可能な開発目標)の14番目である「海の豊かさを守ろう」という目標達成において、大事な役割を果たす存在として位置付けられているのです。
さらに、昆布は低カロリーながら豊富な栄養素を含んでおり、特に食物繊維やビタミン、ミネラル、そして抗酸化物質が多く含まれているため、健康促進や美容にも良いと期待されています。アメリカでは昆布を使用したチップスなども販売され、世界的にも健康志向の高い人々の間で新たなスーパーフードとして注目を集めるようになりました。
このようにスーパーフードとしての評価が高まる昆布は、料理の幅を広げる万能食材です。例えば、白ワインに浸した真鯛を昆布で締めてカルパッチョにする一品や、白身魚の刺身に細切りの塩昆布を散らし、オリーブオイルと胡椒で味付けした料理など、ワインのおつまみにぴったりです。
「舞昆のこうはら」では、お料理に使いやすい極上の道南産真昆布や、まろやかな塩味が特徴の細切りの塩昆布、さらにはフリーズドライの梅入り汐吹昆布など、多彩な昆布製品を取り揃えています。これらの昆布を活用して、秋の休日にはワイナリーで購入したワインと共に贅沢なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
「舞昆のこうはら」では、お料理に使いやすい極上の道南産真昆布や、まろやかな塩味が特徴の細切りの塩昆布、さらにはフリーズドライの梅入り汐吹昆布など、多彩な昆布製品を取り揃えています。これらの昆布を活用して、秋の休日にはワイナリーで購入したワインと共に贅沢なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。