心を刺激するアート、体を癒す発酵食品
2025年の夏、大阪・御堂筋沿いにあるルイ・ヴィトン メゾン大阪御堂筋5階の「エスパス ルイ・ヴィトン大阪」では、草間彌生の展覧会「INFINITY – SELECTED WORKS FROM THE COLLECTION」が開催されています。
会期は2026年1月12日まで。入場無料で誰でも気軽に楽しめるアートイベントとして、いま多くの人々の注目を集めています。
展示室には、草間彌生を象徴する水玉模様の絵画や立体作品が並び、彼女の独自の美意識と“無限”というテーマを体感できる空間が広がっています。
繰り返されるパターンが生み出すリズムは圧倒的で、視覚的な迫力だけでなく、心の奥深くにまで余韻を残してくれます。
建物自体も、建築家・青木淳が手がけた帆船を思わせるデザインで、御堂筋の街並みに独自の存在感を放ち、訪れる人々を非日常へと誘います。
展示を堪能したあと、ぜひ足を運んでいただきたいのが「舞昆のこうはら 心斎橋店」です。会場から徒歩で約20分のところにあり、御堂筋線の心斎橋駅や本町駅からも近い店舗です。
都会の真ん中でアートと食の両方を楽しめるというのは、心斎橋ならではの魅力と言えるでしょう。
「舞昆のこうはら」が手がける「舞昆」は、昆布を独自の製法でじっくり発酵させた、唯一無二の発酵昆布です。発酵により塩味が角の取れたやさしい風味となり、噛むほどに広がる奥深い旨味が特徴で、従来の塩昆布とはひと味違う豊かなコクがあります。
さらに、舞昆は美味しさだけでなく、体への働きかけでも注目されています。発酵の過程で生成されるギャバ(GABA)には、緊張を和らげたり血圧の上昇を抑えたりする効果が期待され、リラックスや安眠をサポートする成分としても知られています。
夏の暑さや冷房で乱れがちな自律神経を整えるのにも役立ち、疲れた体を内側から優しく癒してくれるのです。さらに昆布そのものが持つ食物繊維やミネラルは、腸内環境の改善や代謝のサポートにもつながり、日々の健康づくりを支えてくれます。

9月初旬の大阪はまだまだ蒸し暑く、強い日差しや冷えた飲み物のとり過ぎで、胃腸が弱ったり食欲が落ちたりする季節です。そんな時こそ、発酵食品の力を取り入れることが何より大切。
舞昆はご飯のお供として少量でしっかり満足感を与えてくれるため、食欲が落ちている時でも無理なく栄養を摂ることができます。忙しい日常の中でも気軽に取り入れられる健康食として、現代人にこそふさわしい存在だといえるでしょう。

華やかなアート体験で心を刺激したあとは、舞昆の深い旨味と発酵の恵みで体をいたわる──そんな流れが、残暑の厳しい大阪で心と体を同時に満たしてくれる贅沢な時間となれば幸いです。