「大阪城 豊臣石垣館」誕生~時を超える歴史体験と大阪の伝統の味~
2025年4月1日、歴史の香り漂う大阪城公園内に、新たな観光名所「大阪城 豊臣石垣館」が堂々とオープンします。かつて豊臣秀吉が築いた初代大坂城の石垣が、約400年間地下に埋もれたままの貴重な姿で甦るこの施設は、大阪の歴史を肌で感じることができるまたとない体験の場となるでしょう。
大阪市は、2013年から「豊臣石垣公開プロジェクト」を推進し、長年にわたって地下に眠る歴史の証人である石垣を丹念に発掘してきました。地上階に設けられたガイダンスルームやシアタールームでは、豊臣期とその後の徳川期における大阪城の姿の変遷や、石垣が果たした役割について、わかりやすく解説されています。地下階の展示ホールでは、かつての壮大な石垣がそのままの形で展示され、訪れる人々に当時の技術や情熱、そして歴史の重みを感じさせる仕掛けが随所に施されています。
また、施設建設の背景には「太閤なにわの夢募金」があり、この募金活動は、大阪城の未来に対する期待の大きさを物語るものです。多くの市民や支援者が集い、歴史的遺産の保護と次世代への継承に賭ける熱意が、このプロジェクトを成功へと導きました。募金活動そのものが、地域への愛着と未来への希望を象徴する取り組みとして、訪れる人々に強い印象を与えることでしょう。
施設オープンに伴い、大阪城天守閣との共通観覧券も導入され、午前9時から午後6時までの時間帯に、大人1,200円、高校生・大学生600円、中学生以下は無料で両施設の魅力を存分に堪能できるようになっています。歴史探訪だけでなく、現代の快適な見学環境も整えられた今回の試みは、老若男女問わず多くの来訪者に支持されることが期待されます。
【アクセス情報】
・JR大阪環状線「大阪城公園駅」または「森ノ宮駅」から徒歩約15分
・大阪メトロ谷町線・中央線「谷町四丁目駅」から徒歩約15分
・大阪メトロ長堀鶴見緑地線「大阪ビジネスパーク駅」から徒歩約15分
・大阪シティバス「馬場町」バス停下車、徒歩約10分
・車の場合は、近隣の有料駐車場が利用可能
大阪城で歴史の重みに触れた後は、JR大阪環状線「大阪城公園駅」から4駅のJR大阪駅まで足をのばして、桜橋口すぐに位置する「舞昆のこうはらエキマルシェ店」へもぜひお立ち寄りください。春の味わいを存分に楽しんでいただけるよう「竹の子舞昆」をはじめ「梅かつお舞昆」「梅入りちりめん」など、発酵原料に新たにビワを加えてバージョンアップした舞昆を揃えて皆さまをお待ちしております。
4月は出会いと別れが交差する季節。新たな門出を祝う気持ちや、感謝の想いを込めて、素敵な心遣いに「舞昆」はいかがでしょうか。
