舞昆コラム

花粉症対策~発酵食品で免疫力を

寒さが少しずつ和らぎ、春の訪れを感じる2月末。春の到来を喜ぶ気持ちとは裏腹に、くしゃみや鼻水、目のかゆみに悩まされる方も多いのではないでしょうか。そう、花粉症の季節がやってきます。日本では約4割の人が花粉症を持っているとされ、特にスギ花粉は2月下旬から本格的に飛散し始めます。

 花粉症の対策として、マスクやゴーグルの着用、空気清浄機の使用、こまめな洗顔・うがいなどが一般的ですが、近年、注目されているのが「腸活」です。腸内環境を整えることで免疫バランスをサポートし、花粉症の症状を和らげる効果が期待できるとされています。

そもそも花粉症は、体の免疫機能が過剰に反応することで起こるアレルギー反応の一種です。本来であれば無害なはずの花粉を、体が「異物」とみなして攻撃しようとするため、くしゃみや鼻水などの症状が現れます。この免疫の司令塔ともいえるのが腸です。実は、体内の免疫細胞の約7割が腸に集中していると言われており、腸内環境が乱れると免疫バランスも崩れやすくなります。つまり、腸を健康に保つことが、免疫の過剰反応を抑え、花粉症の症状を軽減する鍵と言えるのです。
 腸活の基本は、「善玉菌を増やすこと」。発酵食品や食物繊維を積極的に摂ることで、腸内環境を整えることができます。では、どんな食品が良いのでしょうか。

  1. 発酵食品
     ヨーグルト、納豆、味噌、ぬか漬け、キムチなどの発酵食品には、乳酸菌やビフィズス菌が含まれ、腸内の善玉菌を増やす働きがあります。特にヨーグルトは、花粉症対策として注目されており、継続して摂取することで症状が和らぐという研究もあります。
  2. 食物繊維が豊富な食品
     腸内の善玉菌は、食物繊維をエサにして増殖します。野菜や果物、海藻、豆類、玄米などを意識的に食べることで、腸内環境をより良い状態に保つことができます。
  3. 昆布などの海藻類
     昆布やわかめなどの海藻類は、水溶性食物繊維が豊富で、腸内の善玉菌を増やす働きがあります。特に昆布に含まれるフコイダンには、腸の粘膜を保護し、免疫バランスを整える効果が期待されています。日々の食事に昆布を取り入れることで、花粉症対策にもつながるかもしれません。  花粉症対策として腸活を取り入れるには、何より継続が大切です。一度にたくさんの発酵食品を摂るよりも、毎日の食事に少しずつ取り入れることや、適度な運動や質の良い睡眠と併せて、腸活を意識した生活を心がけることがポイントです。

そこでお勧めなのが、こうはら自慢の塩昆布風発酵食品「舞昆」です。老若男女問わず長年愛されてきた看板商品の「黒舞昆」、北海道産の出汁キノコと呼ばれるたもぎ茸と合わせた「たもぎ茸舞昆」など、ご飯のお供としてはもちろん、おにぎりの具やお茶漬け、お料理のアクセントにもぴったり。無理なく手軽に取り入れられる発酵食品として腸活の強い味方になってくれることでしょう。

 春の訪れとともにやってくる花粉症の季節。マスクや薬に頼るだけでなく、腸活を取り入れた食生活で、体の内側からしっかりと対策をしてみませんか?「舞昆」を毎日の食卓にとり入れながら、少しでも快適な春を迎えられるよう、今から準備を始めましょう。

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